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熱処理工事Heat treatment work

熱処理工事

皆さんの生活に欠かせない電気や石油製品を造る火力発電所やプラントの改修工事や定期点検等の一端を担うお仕事です

1.熱処理とは

一般的に熱処理と言うと 焼きなまし、焼きならし、焼き入れ、焼き戻しの4つの方法があります
その他特殊な方法としては表面熱処理と言う方法もありますが表面熱処理は一般的には行いません
私達は主に焼きなましを行っています

2.焼きなましがなぜ必要か?

皆さんは色々な所で金属配管を溶接している所を目にした事があると思いますが配管と配管を繋ぐ際に行う溶接は約1200℃前後で溶接し配管を繋ぎとめています
その際に、加熱冷却を繰り返す事で配管の接合部が歪や硬化が生じ硬く脆い材質になってしまい、本来の性能が損なわれてしまい壊れやすい素材になってしまいます。一般の配管には焼きなましは行いませんが、火力発電所や石油精製、化学プラント等では高圧で蒸気やガスが流れている配管も数多くその中でも生命線となるような配管には【焼きなまし】が不可欠です 硬く脆くなった溶接部に対し焼きなましを行うことで軟化させより元の性能を取り戻すために行います

3.どのように行うのか?

配管素材には色々な種類があり、焼きなましを行う際には素材ごとの規定条件に沿って加熱処理を行います

4.加熱処理の方法

私達は、高周波誘導加熱と電気抵抗加熱の2つの方法で熱処理を行います

1)高周波誘導加熱とは、対象溶接部の周りにコイルを巻き交流電流を流すことで磁界を発生させ対象溶接部の表面付近に高密度の電流、うず電流を発生させ配管との抵抗により発熱し加熱していきます

2)電気抵抗加熱とは対象溶接部に直接ニクロムヒーターを取付け電気を流し加熱していきます抵抗加熱は小さい対象物からある程度大きな対象物まで幅広く使用します

弊社では以下の装置を使い予熱・焼鈍施工を行います。

電気抵抗加熱装置

高周波加熱ではできない小径配管や大型構造物の焼鈍作業に最適。

記録計

温度管理を行う時に規定通りに温度管理がなされているか記録を取ります

抵抗発熱体

セラミック製の碍子の中にニクロム線を通し電気を流し発熱させます

仕事の流れ

入社後はOjtにより仕事に慣れることから始めて専門スキルを身に着けて頂きゆくゆくは資格取得を目指して頂けます

機器所有台数

電気抵抗加熱装置,温度記録計,エックス線装置,ヒーター,記録計,超音波探傷機

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